エフェソの信徒への手紙1章15~23節
どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の源である御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、心の目を開いてくださるように。そして、神の招きによってどのような希望が与えられているか、聖なる者たちの受け継ぐものがどれほど豊かな栄光に輝いているか悟らせてくださるように。(17、18節)
黙想:
心の目という表現は日本にもあります。
これは日本人が古来から大陸や南方との交流によって文化を築いてきたこと、あるいはどの民族にも共通の考え方があることを物語っています。
日本の中に息づいている世界との接点を忘れないことが共に生きる心を育むのだと思います。
自分達の民族は優秀だと喧伝する声には他民族を蔑視する気持ちが隠れています。
それぞれの民族に特徴があり、それを認め合うことが平和への道です。
主イエス様はそのことを教えてくださいました。
主のご降誕を待ち望むこの時を御言葉と共に静かに過ごしたいと思います。
今日も主の祝福を祈ります。