レビ記23章9~22節
「畑から穀物を刈り取るときは、その畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。貧しい者や寄留者のために残しておきなさい。わたしはあなたたちの神、主である。」(22節)
黙想:
除酵祭では小麦など春に採れる初穂をささげ、七週祭では新穀をささげました。
刈り入れでは畑に実ったものをすべて刈り尽くさないように、落ち穂を拾わないようにと、主は命じます。
ミレーの絵に落穂ひろいというのがあります。
夕暮れに3人の人が畑に残っている落ち穂を手で拾い集めています。
遠くの教会から鐘の音が鳴っていそうな風景です。
私は昔、これはその土地の所有者がしていたのだと思っていたのですが、後になって貧しい人や寄留者がしていたのだということを知りました。
貧しくても誰も飢えて死ぬことがないようにという主の御配慮を感じます。
今日も主の祝福を祈ります。