詩編119編145~160節
「主よ、慈しみ深くわたしの声を聞き/あなたの裁きによって命を得させてください。」(149節)
黙想:
裁きには恐ろしいというイメージがあります。身に覚えのないことで裁かれたくないと思っています。
これが現代の「裁き」のイメージだと思います。
聖書の「裁き」は主が良い行為と悪しき行為を分けることとか、公正にすることという意味です。
命を得させてくださいと祈っているこの人は自分の行為の判断を主に委ねたうえで、命を得させて欲しいと祈っています。
きっと苦しい事情があったにちがいありません。
その苦しさの中で主に救いを求めています。
私の声を聞いてください、と祈っています。
祈りがどのように聞き届けられるかは分かりませんが、祈りは必ず聞き届けられます。
今日も主の祝福を祈ります。