士師記8章10~21節
ギデオンは、ノバとヨグボハの東にある、天幕に住む人々の道を上り、油断していた敵の陣営に襲いかかった。(11節)
 
黙想:
ギデオンの戦いはイスラエルの地から外敵を追い出すことだったにもかかわらず、敵国の本拠地に攻め入って王を捕えて殺してしまいました。神の戦いが傲慢や復讐の戦いになってしまったのです。わずか300人で13万以上の敵に勝ったのは神が敵に疑心暗鬼の心を生じさせ同士討ちをさせたからでしたが、彼は心の中に高ぶる思いを持ってしまいました。
 
人は成功すると自分の力を誇り、主を忘れる、ということを常に自分に言い聞かせ戒めなければなりません。どんな成功も主の御心なしには成し得ません。今日も主の祝福をお祈りいたします。