ルカによる福音書7章11~17節
主はこの母親を見て、憐れに思い、「もう泣かなくともよい」と言われた。・・・イエスは、「若者よ、あなたに言う。起きなさい」と言われた。すると、その死人は起き上がってものを言い始めた。イエスは息子を母親にお渡しになった。(13~15節より)
 
黙想
イエス様の「憐れみ」は腸が千切れて死にそうなほどのご自身の苦しみでした。イエス様の「起きなさい」という福音の言葉によって若者の罪は赦され、再び生きる者となりました。
 
若者の罪が何であったのかについて詮索する必要はありません。ただ、福音が告げられ彼が起き上がったという出来事に目を向けることこそが大切です。若者は再び死を迎えますが、それはすでに罪赦されて永遠の命に入る死です。
 
すべての人に福音は告げられています。それを聞いて受け入れるならば、その人は新たに生きるものとなります。
今日も主の祝福をお祈りいたします。