ヨハネによる福音書7章1~13節
イエスは言われた。「わたしの時はまだ来ていない。」(6節より)

黙想:
ここに表わされている「時」はいつ来るか分からないけれども必ず来る時のことです。

奈良や平安時代には安全に航海するために「時」を待ちました。

人は待つことやリスクを無くそうと努力して来て、現代ではいつでも安全な航海ができるようになってきました。

しかし待つこともリスクもゼロにはなりません。

現代の人は待つことや死に備えることを忘れかけています。

イエス様のこの言葉は私たちに待つことや死を覚えることを教えてくれます。

それぞれの人にとって「わたしの時」はまだ来ていないけれど、必ず来ることを覚えて、今日を精一杯生きていきたいと思います。

主の祝福を祈ります。